Seoul days in Feb 2024 | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

さて、今年初の韓国出張が終了。

 

5泊6日の滞在で、最後の二日間、特に昨日は

大雪に見舞われましたが、それまでは

さほど寒くなく、過ごしやすかったです。

 

今回はホンデと新村の間のエリアで

宿を取ったのですが、

ここは絶好のロケーションで、今後もここを

拠点にしようと心に決めました。

 

少し歩いてミニシアターのライカシネマと

フィルムフォーラムにも行けましたし、

シネコンも徒歩圏内にいくつもあり、

深夜まで営業している良いスーパーや好きな食堂もあり、

最後の夜にBlack Country, New Road

ライヴを観たライヴハウスも歩いて行けました。

 

彼らの今年初のこのライヴでは、予想通り

新曲(「Socks」)もプレイしてくれたのですが、

これまた複雑で壮大なナンバーで良かった。

2022年以来の披露となった未リリース曲

「Geese」にも唸りました。

 

帰国当日に、期待の韓国の

フォークホラー『Exhuma』(パミョ)

ちょうど封切られたので

朝からホンデのCGVで観てきました。

 

ネタバレになるので多くは書きませんが、

先祖の祟りの物語から一転、

さらに恐ろしい怨念、

過去の「まさかの」ゴーストが

鬼の形相でダイナミックに暴れ回る、

パワフルでワイルドなホラーでした。

巨大な火の玉も登場します。

 

豪華アンサンブルキャストのケミストリーは圧巻でしたが、

チェ・ミンシク、キム・ゴウンの熱演が特に素晴らしい。

すでに韓国ではメガヒットの兆しが見えています。